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大学受験結果 2020年度卒業生 Sさん Mさん
- 2021/03/06
S さん (進学先:早稲田大学 法学部)
Sさんが入会したのは高3の初夏とかなり遅いスタートでした。 これまで積み重ねてこなかった分の巻き返しを図るべく、通常の倍以上のスピードで単語暗記も文法事項も他の受験生に見る間に追いつき、年末には皆のお手本となるくらい見事にタスクをこなしていました。
処理スピードも速く国語の読解能力も高い彼女でしたが、辛くも不運なことに昨年は志望校合格を逃してしまいました。
受験には魔物が潜んでいるとはよく言ったもので、長時間のストレスに耐えられる集中力や図太さ、時の運・不運、問題の相性・・・。学力の他にも、これらの要因が複雑に絡み合って明暗は簡単に左右されてしまうものなのです。
彼女は妥協を良しとせず1年浪人する道を選び、今年見事に雪辱を果たしました。
本気で過ごした浪人生活はその先の人生に必ずプラスとなります。
Sさんの合格体験記にはそれが良く現れています。 読みながら万感胸に迫るものを感じました。
去年と今年の違いは何だと思う?との私の問いに、「学校、予備校、そしてウィングローブで言われることはそれぞれ異なるけれど、その中で自分が「これだ」というものがあるならば、それをとことん信じ切ることだと思う。」 と答えてくれました。
能力+学力、そして信じ切る力 のお陰で、迷うことなく100%勉強に集中できたのだそうです。
学びの経験値を深めたSさんの大学生活は大変有意義なものになることでしょう。
今後の活躍を楽しみにしています。 合格おめでとうございます!
M さん (進学先:早稲田大学 創造理工学部)
問題意識が高く、物事を納得いくまでひとつひとつ考える慎重派のMさんは、「果たして今のままで、自分が本当に英語を理解しているのか不安である」 ということで高1の秋に入会しました。
入会してはじめの頃は、その慎重さが逆に足かせとなり、単語テストをする回数がなかなか進まないこともありました。もともと優秀な生徒達はテストで不合格をとることに慣れていないので、こういうことはよくあります。
しかし一度も失敗せずに何かを習得することなど極めて不自然で、私は何度も転んだり擦りむいたりして経験値を上げていく方が普通であると思っています。
Sさんも慎重派でしたので 「大丈夫、大丈夫、たまに不合格とっ たほうが人間らしいわよ (笑) またおいで。」 とおまじないのように声を掛け続けました。やがて彼女もメンタルブロックが外れ、「失敗しても諦めずに何度も繰り返す限り、常に合格のチャンスはあるのだ」と心から納得するとメキメキと本来の能力が発揮され、遂には単語熟語集どこを出しても2秒以内で意味を答えられる様になりました。 単語を思い出しているのではなく反射のレベルに到達したということです。
文法理解も順調に進み、単語熟語も万全ならば鬼に金棒です。レッスンでは問題の解説に、そうかそうか、と深く頷きながら忙しく問題集によく書き込みをしていた姿が印象的でした。
長文を読むスピードも高まり、初見でもほぼ間違いなく要旨が捉えられるようになってきたのでこれは大変処理能力が高いと判断しました。秋からの過去問は早慶に標準を合わせて過去問を解きました。
それでもまだ英語は苦手というSさん!!!!本当に素晴らしいです。優秀であるのに常に謙虚さを忘れない彼女に相応しい堂々の合格でした。おめでとうございます。